【後輩・新人指導】工作機械を教えるときに大切にしていること

工場生活

私は前の職場に配属されてすぐ、工作機械(主にNC機=数値制御で動く機械のことです)を使わせてもらいました。

1人の先輩にほぼ毎日ついてもらいながら、製品に対しての作業内容はもちろん、安全のこと、人間関係を含めた会社生活のこと、機械のこと、他の会社のこと(先輩は転職されてきていた方でした)など、たくさんのことを教わりました。時には怒られ、時には一緒にネットゲームをし、一通り教わった頃には「好きにやって、自分で改善していっていいぞ」と道筋をつくってもらって、本当に少しずつ成長させてもらいました。

いわゆる親方と弟子みたいなイメージで、割と普通のことではないでしょうか?

職場の環境が変わった

その後、職場の環境は当時とは変わり、効率や生産性が重視されるようになりました。機械に専従する人は若い人を中心に少なくなり、教える側も自分の作業があるので、作業の合間合間に教えに来てくれる程度のことが多くなってきました。

その結果、工作機械の癖なども分からないまま、製品を作るための作業内容だけを断片的にしか教わっていない、というケースも増えている気がします。

もちろん、効率や生産性を重視するのは大事なことです。ただ、目の前の作業をこなすだけでなく、安全を含めた技術の伝承は、部署として推進していってほしいと私は思います。転職した今の職場でも、私自身が教える側に回ることが増えました。安全と技術の土台になる部分は工場安全まとめにも整理していますが、結局そこも人から人へ伝わっていくものだと感じています。

私が心がけていること

そんな私も、自分の作業をしながら後輩に作業を教えることになるのですが、できる限りの時間を後輩に使いたいと思います!

というのは、作業をしているとわざわざ聞きに行くほどでもないけれど、気になることってたくさんあると思うんです(私は今でもあります)。

後輩が聞きたいタイミングで聞ける環境を、できるだけ作りたいなと思っています。そこから関連した情報を話せれば、理解が深まるかもしれませんし!

後輩に教えるときの心がけ四箇条: 聞きたいタイミングで聞ける環境、常識だは言わない、前にも言ったも言わない、聞かずに進めるのが一番怖い

あとは、聞いた瞬間は分かった気がしていても、いざ自分でやろうとするとちょっとしたことが気になって不安になる人もいると思います(これも今でもあります笑)。

疑問点は人によって違うからといって、こちらからアレも!コレも!と詰め込むのではなく、いつでも気軽に聞ける環境は作っておきたいです!

「常識だ」「前にも言った」は言わない

そして一番心がけているのは、「常識だ」「前にも言った」は絶対に言わないことです!

これ、私自身がさんざん言われてきた言葉なんですが、「常識」って育ってきた環境で違いますし、経験年数や作業内容でも変わってきます。常識を構築する手助けをするのが、教える側の役目かなぁと思っています。

「前にも言った」は、完璧に記憶できる人なんていませんし、また怒られそうで、もう一度その先輩には聞きに行きづらくなりますよね? 一番怖いのは、聞きに来ないで何となく進めてしまうことだと思います。この「何となく」が積み重なると、無知よりやばいのが無関心で書いた話にも近づいてしまう気がしています。

山本五十六の名言
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」

しっかりと肝に銘じつつ、私のスタイルで後輩を信頼し、寄り添いながら成長を見守りたいと思います!

あわせてどうぞ!

 

 

 

以上!ご安全に!

コメント

タイトルとURLをコピーしました