現役工場勤務が夏に“本当に使った”暑さ対策グッズ正直レビュー【仕事編&プライベート編】

夏の暑さ対策グッズ 現役工場勤務の正直レビュー(記事のアイキャッチ画像) お買い物

※本ページはプロモーション(アフィリエイト広告)を含みます

夏の現場って、本当に容赦ないですよね。汗で作業着が体に張りつく感じ、通勤でアスファルトの照り返しにクラッとくる感じ、休日のお出かけで日差しに焼かれる感じ……。私も毎年、夏が近づくと「今年はどう乗り切ろうか」と本気で考えます。

そこで今回は、今も現役で工場勤務をしている私が、実際に夏に使ってみて「効いた!」「うーん、イマイチ……」と感じた暑さ対策グッズを正直にレビューします。良かった物は良かったと、効かなかった物は正直に書きますね。

ただ、最初にひとつだけ大事なことを。暑さ対策グッズは、あくまで“補助”です。基本は、エアコンで涼しくすること・水分と塩分をこまめにとること・休憩すること・そもそも暑い場所を避けること・無理をしないこと。これが土台で、グッズはそれを少し助けてくれるおまけのようなものだと思っています。

それともうひとつ。これから何度か出てきますが、「ひんやり感じる」ことと「体が本当に冷える」ことは別物です。そして、首だけ・手首だけといった“一部分を冷やすグッズ”は、その場所はひんやりしても全身が涼しくなるわけではありません。ここを分けて考えると、グッズ選びで失敗しにくくなりますよ。

夏の暑さ対策グッズの選び方の図。全身を涼しくするもの(エアコン・空調服・日傘)と、一部分をひんやりさせるもの(首掛け扇風機・冷却リング・ペルチェベスト)の対比。グッズは補助で基本はエアコン・水分・休憩それでは、仕事編からいってみましょう。

① 仕事(現場・通勤)で使ったグッズ

空調服 <評価:◎ 現場の主役>

もう、これは別格です。ファンが回って服の中を風が通り抜けると、汗が乾いていくのを感じて、現場での体感がまるで違います。私の中ではダントツでした。汗の気化を助けて涼しく感じるしくみで、暑い現場で働く人には本当に心強い相棒です。とはいえ、これも服の中の風で涼しく“感じる”もので、暑さそのものを消してくれるわけではありません。高温多湿で風がまったくない場所だと、効果は落ちる感じがあります。

空調服は語り出すと長くなるので、詳しくは別記事にまとめています。→ 現役工場勤務が空調服を正直レビューした記事はこちら

  • こんな人に:屋外や暑い屋内で長時間動く人

冷却リング(PCM) <評価:○ 首元がスッとする>

首にかけるタイプの、一定の温度でひんやりするリングです。中の素材が決まった温度(28℃くらいの製品が多いです)でゆっくり溶けて、その間ひんやりが続く仕組みです。冷やさずそのまま使ってもいいのですが、私は冷蔵庫などで冷やしてから使うのがおすすめ。着けた最初のひんやり感が気持ちよくて、ひんやりが続く効果はちゃんとあると感じます。

ずっと冷たいわけではなく、ひんやりは時間限定。あくまで首元という一部分のひんやりですが、それでも首がスッとするだけでだいぶ違います。PCMは28℃前後でゆるく冷えるタイプなので、キンキンに冷える保冷剤のように“冷えすぎ”で肌を痛める心配はほぼありません。気になる人は、同じ場所だけに当て続けず、時々ずらすと快適です。

  • こんな人に:首元のひんやりで気分を切り替えたい人

接触冷感インナー(密着型) <評価:○ 縁の下の名脇役>

作業着の下に着るインナーです。私は体に密着するタイプが好き。汗を吸ってくれるタイプなので、私はベタつきが減って快適に感じました。空調服の下に着ると相性がよくて、快適さが全然違います。触れた瞬間に「ひんやり」と感じる素材ですが、これは“ひんやり感じる”だけで、着れば体温が下がるわけではありません。そこは正直に。なお私は、この手のインナーは主にワークマンで買っています(種類が多くてコスパも良いので)。なので下のリンクもワークマン公式にしています。

ペルチェベスト(お試しで使用) <評価:△ 正直、私にはイマイチ>

電気の力でひんやりするプレートが付いたベスト。気になって試してみました。正直に言うと……私には△でした。冷たく感じるのはプレートが当たる一部分だけ。しかも私は作業着の上から使ったこともあって、全身が涼しくなる感じはあまりなかったんです。(厚手の作業着だと熱が伝わりにくいので、Tシャツやコンプレッションインナーのような薄手の上からなら、もっと冷たさを感じると思います。)一部分を冷やすものなので、体の芯まで涼しくなりにくいのかな、というのが私の体感です。気になっている方も多いと思うので、正直なところをお伝えしました。

  • こんな人に:首や背中の一点だけでもひんやりさせたい人(過度な期待は禁物)

私は△でしたが、気になる方もいると思うので、一応リンクも置いておきます。もちろん、使い方や環境が変われば、もっと効果を感じられることもあると思います。

塩分タブレット・塩飴 <評価:○ 現場のお守り>

汗をたくさんかく現場では、私はこれをお守りにしています。ポケットに入れておくと安心感があります。ここで一つ、これはあくまで私個人の感覚なのですが、塩飴をなめて「あんまり味がしないな」と思うときは、「私、けっこう汗で足りていないのかな」と勝手に思っていました。ただ、これは医学的な裏付けがあるわけではない、ただの私の思い込みです。味で塩分の過不足は分からないそうなので、味ではなく「汗の量」と「作業した時間」を目安に、こまめにを心がけてくださいね。

注意点も正直に書きます。

  • 3食きちんと食べている人なら、日常生活での塩分補給は基本いりません(日本人はもともと塩分が多めだそうです)。塩分が必要なのは、たくさん汗をかいたときに限った話です。
  • 大量に汗をかいたら、水分と一緒に塩分を。経口補水液やスポーツドリンク、または食塩水(環境省の目安は水1リットルに食塩1〜2g)が手軽です。水だけを大量に飲むのは逆に危ないので避けてください(体内の塩分が薄まりすぎてしまいます)。
  • 高血圧・腎臓・心臓の持病がある方や、塩分制限を言われている方は、塩タブや経口補水液をとる前に、必ず主治医や薬剤師に相談してください。
  • 「おいしいからどんどん」はNG。とり過ぎになってしまいます。
  • こんな人に:屋外や暑い現場でたくさん汗をかく人(※持病のある方は医師に相談を)

冷却タオル・冷感スプレー(仕事中) <評価:○ さっぱり気分転換>

濡らして振るとひんやりする冷却タオルと、シュッとひと吹きでさっぱりする冷感スプレー。作業の合間のリフレッシュにいいです。冷却タオルは水が蒸発するときの気化熱で実際に少しひんやりします(湿度が高い日は効果が落ちて、長くは持ちません)。冷感スプレーは“さっぱり”が魅力で、使いどころに注意があるので後の「③」でまとめますね。

  • こんな人に:休憩のたびにさっぱりしたい人

頭皮用クールスプレー <評価:○ 頭がさっぱり>

頭にシュッとすると、地肌がさっぱりします。汗でムレた頭がすっきりするのは気持ちいいです。ただしこれもメントール系なので、使う場所とタイミングに注意が必要です(詳しくは「③」へ)。“ひんやり感じる”だけで頭が冷えるわけではない、と覚えておくと使い方を間違えません。

  • こんな人に:頭の汗ムレをさっぱりさせたい人

通勤グッズ:Xシェルターパーカー&ペットボトル保冷ホルダー(ワークマン) <評価:○ 通勤の相棒>

通勤では、ワークマンの「Xシェルターパーカー」を愛用しています。サッと羽織れて、暑い時期の移動が少しラクになりました。そして地味に手放せないのが、同じくワークマンのペットボトル保冷ホルダー。会社の自販機で買ったペットボトルもしっかり保冷できるので、ぬるくなりにくいのが本当にありがたい。手軽さは随一だと感じています。

現場での暑さ対策は、私の実体験をまとめた記事もあります。あわせてどうぞ。→ 【実体験】工場の熱中症対策

② プライベートで使ったグッズ

首掛け扇風機 <評価:◎ 3年愛用の相棒>

これはもう完全に愛用品です。首掛け扇風機を、3年くらいずっと使い続けています。旅行のときも、野球観戦のときも、いつも首にかけています。両手があくのに風が当たり続けるって、本当にラクなんです。ちょっとした難点を挙げるなら、風がずっと顔のあたりに当たるからか、コンタクトをしていると目が乾くことがあります(笑)。ただし扇風機なので、風を当てて“涼しく感じる”もの。気温が高すぎる日は、これだけに頼らず、まずはエアコンの効いた涼しい場所へ。扇風機はエアコンの代わりにはなりません。

  • こんな人に:両手を空けたまま風がほしい人、お出かけが多い人

なお、私が3年愛用してきたものは今はもう廃盤で、下のリンクはメーカーも違う「いま買うなら、これかな」という別の製品を選んでいます(私が実際に使ってきた現物とは別物です)。

ハンディファン <評価:○ 進化していて驚いた>

手で持つタイプの小さな扇風機。数年前のものより最近のものはぐっと小さくなって、かなり使えるようになりました。カバンにポンと入れておけるのが便利です。

  • こんな人に:必要なときだけサッと風がほしい人

冷タオル(ビオレ)・フェイス&ボディシート(無印) <評価:○ お出かけのお供>

プライベートでは無印良品のフェイス&ボディシートを使っていて、最近はビオレの冷タオルもお気に入りです。お出かけ先で汗をかいたとき、サッとひと拭きするとさっぱりして気分が変わります。かさばらないので、夏のおでかけバッグに常備しています。

  • こんな人に:外出先で汗をリフレッシュしたい人
  • 冷タオル(ビオレ)・フェイス&ボディシート(無印良品

ペットボトル保冷ホルダー <評価:◎ プライベートでも必須>

プライベートでは、普段使い用に別の保冷ホルダーを愛用しています。お出かけのときも飲み物が冷たいままなのは、地味だけど一番うれしいポイントかもしれません。

  • こんな人に:外でも冷たい飲み物をキープしたい人

日傘 <評価:◎ データでも頼れる味方>

最後に日傘。これは私の体感だけでなく、公的なデータでもしっかり効果が示されているんです。環境省の調査(2019年度)では、日傘をさすと、日なたと比べて頭まわりの体感温度が約4〜9℃下がるという結果が出ています。さらに、帽子だけの場合と比べても、遮熱タイプの日傘なら汗の量が約17%減ったと報告されています(人工気象室での歩行実験)。日陰を持ち歩いているようなものですね。環境省も、日傘は性別を問わずおすすめしています。ちなみに、「UVカット率が高い=涼しい」ではありません。暑さに効くのは、光や熱をしっかり遮るタイプ(遮光・遮熱)です。

  • こんな人に:屋外を歩く時間が長い人(男女問わず)

③ 上手な使い方・注意(ここだけは読んでほしい)

楽しく夏を乗り切るために、安全に関わるところだけ簡単にまとめますね。難しくないので、サラッと目を通してください。

夏の暑さ対策グッズを使うときの注意。携帯扇風機はエアコンの代わりにならない/冷感スプレーは涼しい場所で/塩タブレットは持病がある人は医師に相談/バッテリーは高温の車内に放置しない(発火注意)● 携帯扇風機(首掛け・ハンディ)

  • カラッとした超高温(気温がとても高くて、湿度がとても低いとき)では、熱い風を浴びることになって逆効果になる場合があります。ただ日本の夏は湿気が多いので、多湿のときはむしろ役立ちます。
  • 携帯扇風機は、エアコンの代わりにはなりません。気温が35℃を超えるような日は、扇風機だけに頼らず、まずエアコンの効いた涼しい場所へ。
  • 肌を軽く濡らして(濡れタオルや霧吹きで)風を当てると、より涼しく感じます。
  • ※「高温だと逆効果になりうる」という話は、製品メーカーが米国の機関(米EPA)の情報をもとに注意喚起しているものです。

● 冷感スプレー・頭皮用クールスプレー(メントール系)

  • メントールは“涼しいと脳に感じさせる”もので、実際に肌の温度や体温が下がるわけではありません。
  • 暑い屋外や、運動・作業の前に使うと、「涼しい」と錯覚して汗をかきにくくなり、かえって体に熱がこもってしまう場合があります。使うなら、涼しい場所や帰宅後がおすすめです。私も外では使わず、屋内に戻ってから使っています。
  • スプレー缶は火気の近くで使ったり捨てたりしない、肌の近くで長く噴射しない(凍傷の恐れ)こと。使い方は、必ず各製品の表示・注意書きに従ってください。

● 塩分(塩タブ・塩飴)

  • 3食きちんと食べていれば、日常の塩分補給は基本いりません。必要なのは、たくさん汗をかいたときだけ。
  • 大量に汗をかいたときは、水分と一緒に塩分を。水だけを大量に飲むのは危険です(体内の塩分が薄まりすぎてしまいます)。
  • 高血圧・腎臓・心臓の持病がある方、塩分制限のある方は、必ず主治医や薬剤師に相談を。
  • 塩分の過不足は味では分かりません。味で判断せず、汗の量と時間でこまめに。

● 電池もの・保冷剤

  • ハンディファンや空調服のバッテリーなどのリチウムイオン電池は、発火の事故が少なくありません。高温の車内や直射日光の下に放置しない、落としてしまった物や非純正のバッテリーは使わない、信頼できるメーカーの物を選ぶ、異常に熱くなったら使うのをやめる。これを守ってくださいね。
  • 冷凍庫で凍らせる保冷剤やアイスリングなど“キンキンに冷える物”を地肌に当て続けると、凍傷(しもやけ)になることがあります。タオルを一枚はさむ・同じ場所に当て続けない・赤くなったらやめる、を忘れずに。PCMリング(28℃前後でゆるく冷えるタイプ)は、その心配はほぼありません。

蒸し暑い梅雨どきの熱中症対策は、こちらの記事もどうぞ。→ 梅雨こそ油断大敵!梅雨の熱中症対策
暑さの危険度をはかる「WBGT(暑さ指数)」については、計算ツールつきで紹介しています。→ WBGT(暑さ指数)とは?計算ツールつき

④ まとめ比較表

私が使ってみた正直な評価を、表にまとめました(◎=最高 / ○=良い / △=イマイチ)。あくまで“私が使った体感”なので、グッズ選びの参考にしてみてくださいね。

グッズ 私の評価 こんな人・シーン ひとこと
空調服 屋外・暑い屋内で長時間動く人 現場の主役。私は手放せません
首掛け扇風機 両手を空けて風がほしい・お出かけ派 3年愛用。旅行も観戦もこれ
日傘 屋外を歩く時間が長い人(性別問わず) 公的データでも効果あり
ペットボトル保冷ホルダー(ワークマン) 飲み物を手軽に冷たく保ちたい人 手軽さは随一
冷却リング(PCM) 首元のひんやりで気分を切り替えたい人 冷やして使うと最初が気持ちいい
接触冷感インナー(密着型) 汗のベタつきが気になる人・空調服の下に 密着型が汗を吸って快適
塩分タブレット・塩飴 大量に汗をかく現場の人(※持病は医師に相談) 現場のお守り。とり方に注意
冷却タオル こまめにさっぱりしたい人 濡らし直しがコツ
冷感スプレー 休憩でさっぱりしたい人 使うなら涼しい場所で
Xシェルターパーカー(ワークマン) 通勤・移動の暑さをやわらげたい人 通勤の相棒
ハンディファン 必要なときだけサッと風がほしい人 小型化でかなり使える
頭皮用クールスプレー 頭の汗ムレをさっぱりさせたい人 使う場所とタイミングに注意
ペルチェベスト 一点だけひんやりさせたい人 局所的。服の上からは効果薄め

夏の暑さ対策グッズ、いかがでしたか。私が現役の現場で、そして休日のお出かけで実際に使ってきた中での、正直な感想をまとめてみました。こうして並べてみると、「全身に効くもの」と「一部分をひんやりさせるもの」がはっきり分かれますね。買う前に、自分が何を求めているかをイメージしておくと、失敗が減ると思います。

繰り返しになりますが、グッズはあくまで“補助”です。「ひんやり感じる」ことと「体が本当に冷える」ことは別物。基本はエアコン・水分と塩分・休憩・暑さを避けること・無理をしないこと。体調が悪いなと感じたら、無理せず涼しい場所で休んで、水分と塩分をとってくださいね。気になる症状や体調不良のときは、がまんせず医療機関へ。

暑い夏も、ちょっとした工夫とお気に入りのグッズで、少しでも快適に乗り切れますように。

以上、ご安全に!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました