後輩が工作機械を使い始めて思ったこと!仕事を教える上で心がけること!

工場生活

 

私は今の職場に配属されてから、すぐに工作機械(主にNC機)を使わせてもらいました。
1人の先輩にほぼ毎日ついてもらいながら製品に対しての作業内容はもちろんのこと
安全の事、人間関係を含めた会社生活の事、機械のこと、
他会社の事(先輩は転職されてきていた)等々、
たくさんの事を教わり、時には怒られ、時には一緒にネットゲームをし、
一通り教わった頃には、好きにやって自分で改善していっていいぞと
道筋をつくってもらって
本当に本当に少しずつ成長させてもらいました。

いわゆる親方と弟子みたいなイメージで、
割と普通の事ではないでしょうか?

 

変化した職場環境

職場の環境はその頃とは変わり、効率や生産性を重視され、
機械に専従する人は若い人を中心に少なくなり、
教える側も自分の作業があるので作業の合間合間に教えに来てくれる程度の事が多くなって来ました。

その結果、その工作機械の癖等も分からず、
製品を作るための作業内容だけを断片的しか教わってない気がします。

もちろん、効率や生産性を重視するのは大事なことですが、
目の前の作業消化だけでなく、安全を含めた技術の伝承は
部署として推進していってほしいと私は思います。

 

私が心がけること!

 

そんな私も、自分の作業をしながら後輩に作業を教える事になるのですが
出来る限りの時間を後輩に使いたいと思います!

というのは、作業をしているとわざわざ聞きに行くほどでもないけれど
気になる事ってたくさんあると思います。
(私は今でもあります)

後輩が聞きたいタイミングで聞ける環境を出来るだけ作りたいなと思っています。
そこから関連した情報を話せれば理解が深まるかもしれませんし!

あとは、聞いた瞬間は分かった気がしていても
いざ自分でやろうとするとチョットしたことが気になって
不安になる人もいると思います。
(これも今でもあります笑)

疑問点は人によって違うからといって、
こちらからアレも!コレも!と詰め込むのではなく、
いつでも気軽に聞ける環境は作っておきたいです!

 

そして一番心がけることは、「常識だ」「前にも言った」は絶対に言わない!!です。

 

これ、さんざん言われてきた言葉なんですが、
常識」って育ってきた環境で違いますし、
経験年数や作業内容でも変わってきます。
常識を構築する手助けをするのが教える側の役目かなぁと思ってもいます。

前にも言った」は完璧に記憶出来る人なんていませんし、
また怒られそうで、もう一度その先輩には聞きに行き辛くなりますよね?
一番怖いのは、聞きに来ないで何となく進めてしまうことだと思います。

 

山本五十六の名言
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」

 

しっかりと肝に銘じつつ、私のスタイルで
後輩を信頼し、寄り添いながら成長を見守りたいと思います!

以上!ご安全に!

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